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ご近所のこと

今日は朝から集落での行事。集落を貫く公道の側溝や、お宮の清掃です。区長さんから本日の作業の簡単な説明があった後、男衆は誰が割り振るわけでもなく、自然と適切な作業の持ち場に散っていきます。そして自分の持ち場が終わると、作業の手が足りていないところをまた探してそこを手伝い、というのを繰り返して、なんとなく予定の時間に全体の作業が終わっているという見事さ。年末の地区での餅つき大会のときも感じたのだけど、前職ではイベントごとに結構なロジブック(作業進行資料)を作ったりしていたことを考えると、近所同士のツーカーのチームワークというものにしみじみ感心してしまう。作業が終わると、最後にぜんざいのふるまい。小豆もさることながら、ご近所の農家が作っている古代米の一種、緑米をついたおもちが超絶においしくて、心も体も温まりました。

さて、先月末に、ウコッケイに引き続きモミジも無事着任し、少し盛りを過ぎた雌鳥たちなのであるが、日に大体10-15の卵を産んでくれている。その姿に、農家のありし日の情景を思い出されるようで、好調に卵がご近所に売れていき、わずかな金額ながら 貴重な定期収入源となりつつある。実は日ごろお世話になっているご近所からお金を頂くのは心苦しいなぁと思ってはいて、そんな話を別の農家さんとも話をしたりもしている。その一方で、自分の生活を成り立たせなくてはいけないのも事実で、今のご時勢ではお金というものを介在させざるを得ないというのも事実。一物二価でいくかと思ったりもするが、今後卵だけでなく、さまざまな商売が始まる(はず、な)ので、そろそろ考え方を決めとかないとなぁと悩む毎日です。