栽培の概要 ニンニク・イチゴ

 静耕舎の管理人が大好きなニンニクはイチゴとの混植で、生育を促進したり、病害予防につながるようです。

栽培の記録 (時系列降順)

2019/04/10

2019/03/15

2019/01/05

2018/11/28

18:   四季成イチゴの苗を定植

18:(中)行者にんにく4株を植え付け

18:(南)盛況のにんにく4株を植えつけ

18:(北)他所に植えられていた(10月中旬定植)ホワイト6片3株を植え替え


野菜のトリビアあれこれ

ニンニクの芽

ニンニクの芽は5月頃に出回る旬の食材ですが、これはニンニクの球から発芽する芽ではなく、実は花芽である。11月頃に植えつけられたニンニクは冬の間に葉を茂らせ、栄養成長をするのであるが、春になると花芽を伸ばす。花を咲かせてしまうと、そちらに栄養が行ってしまい、ニンニクの球の出来が悪くなるので、早々に花芽を取ってしまうのが、「ニンニクの芽」の招待である。とった花芽は左の写真のようなもの。下から一定の太さの部分が茎で、半分程度ぷっくり太くなっているところより上がつぼみ。普通はつぼみのすぐ下を切って、茎の部分だけを食す。

こちらが切り落としたところ。右下が「ニンニクの芽」で、左上が花雷(つぼみ)で通常廃棄される部分。花蕾は茎の部分に比べて筋が多く、炒めたりしても、「ニンニクの芽」の心地よい歯ごたえがない。

ただ味やニンニクの香りは十分あるので、ニンニク酒や、ニンニク醤油などの風味・香り付けには十分使える。

特につぼみのなかにあるボンボリと呼ばれる花の原型は、歯ごたえもよく、蒸したり、ホイル焼きにすると格別の味。

というわけで、取り出してみました。花蕾の鞘にツメで切れ目を入れて咲いて見ると、茎に一番近いところに小さなボンボリがある。鞘をごっそりむくと、15cmの鞘に対して、ボンボリ7mmのようなサイズ感。

この手間の効率の悪さを乗り越えてまでボンボリを食べようとするかはその人次第ですね、、、、。でも本当においしいので一度お試しあれ。

 

また、最初に茎と花蕾を切り分けず、蕾の鞘だけを向き、茎にボンボリが付いた状態でまるっと調理するというのもアリだと思います。