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赤い花

皆様、GWはいかがお過ごしでしたか?

静耕舎では北は北海道から、南は北九州まで、さまざまな土地からのお客様をお迎えすることができ、楽しく過ごしておりました。

GW早々に新たに3羽孵ったウコッケイのひよこを横目で眺めながら、お客様と深夜まで痛飲したり、カエル取りに励んだり、トマトの支柱立てをしたり、それぞれのお客様とそれぞれの楽しみ方で時間を共有いたしました。

お客様が来られることを知った近所の方から分けて頂いた、わらびやたけのこを筆頭に、野から取ってきた野ぜり、タラの芽、静耕舎ファームからのネギ、ニンジンの間引き菜、卵、その他旬のものを中心に、静耕舎なりのおもてなしもできてほっとしています。

特に北九州からやってきた屈強な男性三人にトマト畑を手伝っていただき、必要な支柱を全部立てることができました。感謝。静耕舎が提供できる体験のひな型が見えてきた気がしています。

 今日は、そんなお客様のラッシュも終わり、スタッフだけで田んぼの草刈り。次の週末までに自分の使う田畑の水路周りをきれいにするよう、集落で決まっています。

 久しぶりに田んぼに向かうとなにやら赤い花が、、、。撒いた覚えのないクリムゾンクローバーがぽつぽつと生えていました。窒素固定する性質があるので、放置しておきますが、なぜこんな感じの並びで生えているのか不思議です。

 赤い花といえば、秋のお彼岸の頃に咲き乱れる曼珠沙華(ヒガンバナ)の葉が枯れてきたので、球根を掘り出して、植え替えました。冬に葉が出て下草を抑えてくれるは、球根に毒があるのでモグラが忌避してあぜからいなくなってくれる(結果、水漏れが起きない)は、秋はきれいな花が咲くはでいいことづくめ。また、球根の毒は水にさらすことで抜けるので、昔は救荒食としても活用されていました。しかしながら球根でしか繁殖せず、人が植え替えをしないと増えていかないという弱い一面も持っています。子供の頃に、球根を土の上においておくと、根が伸び縮みして、自力で土の中にもぐるという話を本で読んだので、ひとつ取り置いて、本当に潜るか観察しています。この結果はまたいずれ。